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FAIR WARNING – 25th Anniversary JP Tour 2017

FAIR WARNING 2017.04.23

23日(日)の参戦。

Road to CITTA’

車で盟友宅に向かい、そこからは盟友の運転で川崎へGo。(運転する気満々だったんだけど、何やら他人の運転だと酔うようになってしまったらしい…。)
色々あって IHSAHN の時以来会ってなかったため、近い将来の METAL シーンのこと等を話す。何とか大師が変にアジアンな建物であーだこーだ言ってるうちにナビが「駅周辺です」とのこと。適当な駐車場に駐めて、近くの駅ビル?で時間を潰すも特にやることもなく会場の場所確認へ。

無駄に遠回りして会場付近に着くも人の少なさ・列の短さに不安を感じるも、開演ギリギリまで近くの喫茶店で軽食&時間潰し。開演10分前くらいに会場入り。物販に列もなく不安を掻き立てられ、その不安が的中。悲しいくらい埋まってない。「もう次はないんじゃないか?」なんて話してると今回の来日公演を映像作品用に録画するらしいことが告げられる。(最終的には7割くらいは入ってた印象だが、最後尾にいたわけではないので、もっと少ないかも。)

Show

まだ暗転してないのにメンバー出てて無駄にアットホームな感じを漂わせるも、Angels of Heaven → Save Me の最強コンボ。その後も バンドのベスト選曲という宣伝文句通りのキラーチューンの連発。数曲で(賛否両論?の)リ・レコーディングベストのアレンジとアコースティック・セットを挟みながら、そのほぼ完璧なセットリストをこなしていた。定番のスキヤキからアンコールでは(初日だけかと思った)ZENO の曲も。個人的には Four の曲をもっと演って欲しかったけど、

トミーは予想通りいくつかの高音部はフェイクしてたけど、前に観た時よりも明らかにパワフルな声量で好調そうだった。映像化するのもあってかなり気合が入っていたんだろう。フロントマンとして本当に文句なしの素晴らしいパフォーマンスだった。
ウレはそこまで技巧的な見せ場はないものの、若い時とそう変わらない、いい歳のとりかたしてるよなぁと。
お笑い担当?のCCはいつものスカートで、レインメーカーをシャーシャーやったりマラカス振ったりと安定感のあるリズムをキープ。
サポートのキーボードの人もボソッと日本語話したりして会場を沸かす。もう一人のサポート、ウリのバンドでも大活躍のニクラスはベストサポート賞を上げたいくらい。トミーよりもキーの高いコーラスをほぼ完璧にキメつつギターも完璧。ソロ・パートはほんの少ししかなかったけど、アンディのパートは彼に任せてもよかったのでは? どう考えてもヘルゲより巧いでしょ…。
さて、問題のヘルゲさん。超高音域の天空フレーズ弾きまくりで良かった。。。と言いたいけど、なんかもう自分の世界ドップリなのか、趣向が変わってしまったのか、骨折した?のが原因なのか分からないけど綺麗で流れるような音運びが失われてるような。正直どのソロパートもどこかしっくり来ない感が。原曲通りに弾いたとこあった?と聞きたいくらい。それと見た目はもう少し気を使って欲しい。少しはウレを見習おうよ。

まとめ

集客が宜しくなかった原因を高い順に推測すると ① リ・レコーディーング・ベストがアレ ② チケット代が高い(9000+500円) ③ 日曜日 ってな感じかな。個人的には、従来の FAIR WARNING ファンなら誰でも楽しめる良いライブだったと思う。やはり直前にリリースしたアルバムの影響は大きいよなぁ。

LOUD PARK 16 – The Revenge

2日目のみ参戦。
RIOT に間に合えばOKという予定で、10時頃の出発。途中のサービスエリアで早めの昼食を済ませ、そこそこ余裕を持って着くも狙っていた駐車場は満車で駅周辺を彷徨うことに。アプリでコインパーキングの空き情報を確認しながら回ったが全然リアルタイムじゃなく、仕方なくコクーンの地上駐車場に。

会場に着いてすぐアリーナへ。丁度 RIOT が始まる前だったので、物販をちら見してからアリーナ後ろの柵の空いていた場所を確保。

RIOT

事前の情報で Fire Down Under の完全再現をすることは分かっていたが、初期の名盤とは言えハードロックとメタルの間の子みたいなアルバムだしライブ受けするのか不安があり、行く前は「万が一遅れても後半に間に合えばいいか」なんて思っていたが、Todd Michal Hall の凄まじい Vo にそれも杞憂に終わった。後半の Ride Hard Live Free → Thundersteel → Warrior の流れも完璧。ツインリードも見事に決まってて素晴らしい内容だった。Todd Michael Hall、今回始めて生で聴けたわけだけど、Thundersteel もほぼ文句なしに歌いきるわハイトーンは突き抜けてくるわで本当に素晴らしいシンガーだ。

RIOT 終了後、できるだけ前方で Uli Jon Roth を観るため猛烈前進し、ウリ側の前から2~3列めに陣取り、その位置で SIXX:A.M. を観る。

SIXX:A.M.

まず。コーラスのセクシーなおねーさん2人を含めたメンバー全員がダメージ・メイクでそれがグラムメタル感バッチリでカッコいい。曲は、初期の2枚のアルバムは持ってるけどほとんど忘れてるので新鮮な気持ちで鑑賞。遠目で見ても凄まじい存在感を放つ Nikki Sixx は、腹さえ出てなければさらにカッコいいわけだが、もうそろそろ還暦だし仕方ないのかもしれない。ラストにもってくるだけあって Life is Beautifull は名曲だと確信。

間髪なしで始まるかと思いきや、セッティングが遅れてるのか始まる気配がない。たまにメンバーや Uli がステージ上で支持したりしてる。それに加えてアンプかシールドだかにトラブルがあったのか、遅れに遅れて結局 Niklas Turman のギターがワイヤレスにすることで解決した模様。

Uli Jon Roth

個人的なフェスのメインアクトその1。スカイギターの美しいトーンを中心にした見事な音作りと3人で奏でるトリプルリードは本当に美しく、フェス出演の他のメタル・バンドとは一線を画した別次元の芸術。Niklas Turman が Vo を兼任していたが Nathan James ほどとはいかぬまでも素晴らしい歌唱を披露。当然 Uli 本人もソウルフルに歌う。
Rainbow Dream Prelude*~Fly to the Rainbow はダブルネックのスカイギターで、指弾きはイントロだけかと思いきや、ピックをメインギターに付けっぱなしなのか最後の墜落音再現まで指弾きだった。それでも見事に再現。新しいノブいっぱいのスカイエリート?ギターの(ピエゾ搭載?)新機能を使っていたのかはかなりよく観てたけど判らなかった。
日本の前のロシア公演では Starlight を演っていたのと、雑誌のインタビューで「新曲をお披露目するかも」と言っていたのでかなり期待していたが、時間も押していたためか SCORPIONS REVISITED のセットのみで終了。

(*1つ思ったことがあって、Uli がダブルネックのスカイでクラシカルな Rainbow Dream Prelude を演ってる時にスマホのカメラ向けてパシャパシャとシャッター音鳴らすのはいかがなもんかとね…。Uli の指とスカイの音に浸ってたのに、横から何度もシャッター音が聞こえて「こういうクリーントーンの時は流石にやめろよ…」と思ったわ。音がかき消されるときになら隣でスマホ掲げてても何も思わんよ。ただ、静かなパートの時は本当にやめていただきたいね。)

隣のステージ前まで移動するのは面倒だったのと、すでにキツキツで「詰めて下さーい」の声も聞こえてたので、SYMPHONY X はそのまま左の柵付近で観ることに。

SYMPHONY X

メインアクトその2。Underworld 1曲目の Nevermore から始まるも音がデカすぎてあのギターリフが全然聞こえない。次の曲からは聞こえ出したものの音量の馬鹿でかさは変わらず、耳が死亡…。Russell Allen は時たまバンドのトレードマークの仮面を付け替えたりしながらグロウルスレスレのドスの聴いた声とメロディックな声を駆使して見事に歌いこなす。Michael Romeo は超絶フレーズを走り気味なドラムにも完璧に合わせて難なく弾き倒す。この日のベスト・シュレッドで賞は彼に決まりでしょ。結果的に Underworld 4曲 → Paradise Lost 2曲 → The Divine Wings of Tragedy から Out of the Ashes → Of Sins and Shadows → Sea of Lies の名曲ラッシュ。おかげ様で耳も首も完全に死亡。入場規制もあったくらいだし次は単独のフルセットで観たい!

マサ伊藤のブースのラジオ番組に Uli が生出演するので、観に行くために会場内を散策するも、見つからず…。何番出口のどっち側の通路だとかの細かい地図が欲しかった。結局 Uli は諦めて AMORPHIS を観にサブステージに移動。PAやや左付近で鑑賞。

AMORPHIS

だんだん日が暮れて行っていい雰囲気だったらしいけど、着いた時(Silver Bride 演奏中)にはほぼ暗くなってた。それでも独特のアモ・ワールドは十分に出てて良かった。マサ伊藤ブースなんて探さずに初めからこっちに来てればよかったかもしれない。

NIGHTWISH まで時間があるので物販で収穫作業。Official Bar でポカリを貰って通路で死体化しながら時間を潰す。足にかなりキテたけど、1時間もあったわけだしどうせなら世界市でも見に行けばよかったかもしれない。その後はブースらへんを徘徊して、飽きた頃に NIGHTWISH 側の自由席を探して、結果的にかなり端の方になってしまったが席を確保。
lp16 Arena

DIZZY MIZZ LIZZY

最後の曲の2曲のみ。「Tim Christensen って確か顔に水バッシャーンのアルバムの人だよな~」とか思いながら鑑賞。最後の曲のソロがネオ=クラシカルよろしくなペダルトーンだったのが印象的だった。

NIGHTWISH

音はそれなりにラウドながら幻想的な空間を作り出し(着ぐるみも登場したり)見事に観客を掌握。ただ、個人的にはアリーナよりも座って観てて正解。Wishmaster を演ったのは驚きだったのと、Nemo は感動的だった。ツアーのラスト公演だったらしく、最後は完全にグランドフィナーレ。そんなことより Floor Jansen はあんなに派手に頭振ったりして大丈夫なのか。それと、Marco Hietala はあのヒゲはどこまで伸ばすつもりなんだろうか…。

WHITESNAKE

途中で帰ることも視野に入れながら、そのままの位置で鑑賞。ギター・ソロ・タイムまで観たら帰ろうかと思っていたが、ここまでいるならラストの Burn を聴いて帰ろう!と最後までいることに。David Coverdale は御年65歳ながら、相変わらずのマイクスタンドを股間に立ててからぶん回したり引きずったりするスタイルで、前回観た時よりもパワフルな声が出てるものの、徐々にガナリ声に…。それでもやはり Here I Go Again → Still of the Night → Burn の畳み掛けは超強力で、自分がステージ前にいなかったことを少しだけ悔やむこととなった。

WHITESNAKE の Burn 終了後はヘヴィ・メタル民族の大移動に巻き込まれないように早めに席を立ち “また来年!” と心に誓って会場を後にした。

LOUDPARK から帰って

Loudpark 始まって初の1人での参戦になったが、あまりぼっち感はなく「あー全然1人でもいいな」と。会場内をフラフラしたり、入場待ちの時はキツいかもしれないけど、入ってしまえば結局、周りのメタルヘッズたちと共にステージ前を見て拳を振り上げて頭振って歌ってるわけだから。ただ、会場に向かう運転中は友人がいたりするほうが集中力が保たれる気はするな。

事故で去年の Loudpark に行けなかった雪辱を何事もなく無事に果たせたものの、1年半以上ぶりのライブは体に堪えたらしく、普段からウェイトでハードに鍛えていようがそんなのお構いなしに体が痛い…。次は12月の IHSAHN!!

Tokyo Tapes Revisited

スカイギターの音色に酔い、感動した。あれは本当に唯一無二のサウンドだとしか言いようがない。しかも Uli の一音一音のタッチが神がかってて鳥肌立ちっぱなし。

荒城の月、よく頑張ってたけど「昔のヒラキ」はおしかった。
機材トラブルも多発してたんで、その点も。

弦切れ後に持ち替えたスカイ(インフィニィー?)はたぶん7弦だったんで、トロニカルチューンは未搭載なんだろう。だからあれだけ手間取ったんじゃないかと。

しかし何にせよ、演奏は皆レベルが高くて音も良い素晴らしいショウだった。唯一気になったのは、会場にいた人ならこの席番号で分かる通り「うり・じょん・ろーとぉ!」とやたらと叫ぶヤツがいて、しかもソロのブレイクの時にもだったので、流石に「やめてくれ」と思ったな。叫ぶなとは言わないが、せめて曲間にしてくれ。

Ule w. Ritgen の絵画展も観てきた。値段によっては・・・なんて考えてたけど、スマン、Ule、手が出る値段じゃなかった。

Survivor

HAPPY METAL NEW YEAR !

願わくば今年も素晴らしい METAL な1年にならんことを。

Don’t Let Me Fall

2014年のベストチューン…ではないんだが、最も回数を聴いた曲だと思う。Vinny Burns (ex-TEN) 率いる THREE LIONS の Don’t Let Me Fall 。ただし、日本盤ボーナストラックのアコースティック・バージョン (動画は通常のアルバム収録曲) だ。

ちなみに、最も聴いたクラシックCDはサヴァリッシュの「ウェーバー:序曲集」だった。プレチオーザ序曲と幽霊の支配者が堪らなく良い。

2014年のベスト・アルバムは近いうちに AvalonyxiA に掲載する予定だが、いかんせんアルバム・レビューが殆どできていない。今月中にはなんとか…。しかし、そこまで自分のモチベーションが上がるかがもはやわからない…。継続できるというのは、本当に素晴らしいことだ。

2014 → 2015

2014年は色々なことがありすぎた。中々言えないようなことがいくつも…。多くのものを失ったが、代わりに得たものはあまりに少なかった。「充電」なんてよりはただ「停滞」していただけにも感じる。今年は、来年の今頃に「前進」とか「挑戦」の年だった。と言えるようにしなければならない。

My Funeral Overture

Pink Floyd – Louder Than Words


David Gilmour の優しく語りかけてくれるようなソロが素晴らしい。

AVALONYXIA

STAR TREK(ドラマシリーズ)にハマり過ぎていること、PC周りの環境が全く整っていなかいこと、精神的苦痛が日々後を絶たないこと…等の理由で普段通りに新譜は購入しているもののトレーニング時のBGM以外では殆ど聞いてないという有様。いつもなら年末のレビューラッシュをしている時期だが、それをやる気力がない。できる環境もない。
ただ、Uli のライブ・アルバム+aは年内に書くだろうな。

ショートパスタ

イタリアの家庭的な食卓特集?な番組を観てから、今までの倍以上のショートパスタを料理しているんだが、満足いくものが作れない。ちなみに、サラダにするという選択肢はない。

車検

前回の車検でギア周りのパーツ交換。そして今年はウォーターポンプとタイミングベルト…。
スカイに匹敵する音域のギターを作る余裕がまったくない…。

Tk Abruzzi
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