Story of My White Arrow
ドイツのギター・ブランド HOYER の Arrow Prestige HEG530NW てモデルだな。
HOYER という名前を聞いてピンとくる人は非常に少ないと思うが、Kai Hansen がここ数作のレコーディングのメイン・ギターとして使い、最近の来日公演でも使った黒いフライングVが (70年製の) Hoyer だ。
フロイド・ローズのメンテの面倒さにうんざりしていた (T.O.M はあのネック仕込み角のせいでニガテ) 俺は、Vシェイプなのにハードテイル・ブリッジが載った Kai のギターがずっと気になっていたんだけど、ホイヤーなんてギターはどこにも売ってないし、ネットで探しても全く見つからなかったので半ば諦めていた。
そんな中、Kai Hansen は AVANTASIA で Michael Kiske と共演し、UNISONIC に合流するというニュース。Youtube で画質のいいライブ映像を観て、来たる Loudpark’11 に備えていたところ、これを観てしまう…。
…正に今日届いたのと同じギターなんだけど、最初はどこのギターか判らず、ESPのオーダーかな? なんて思っていた。しかも、上の動画を最後まで観ればわかるけど、Kai はこのギターを落として “たぶん壊して” しまう。
(その後の LP’11 ではナチュラルカラーの Gibson FV と いつものピンク RV、最近は白い Gibson FV-CUSTOM を使ってて、UNISONIC のインタビューではボディ・トップが真黒でステッカーが貼ってある新しい Hoyer V が写ってるから、マジで壊れたんだと思う。)
そして、”運命の” UNISONIC の 1st アルバムを入手。なんとなくブックレットを見ていたら、他のブランド名に混じって HOYER が!! Speed of Light (笑) で検索し、HOYER がまだ存在するブランドである事を確認し、Vを買う事を決意。本当はもう少し待とうかとも思ったんだけど、先月末くらいにタイミングよく値引きされてのと、玉数も少ないし、これが売れたらこの値段じゃもう手に入らないかもと思ったんで先週ポチった。
それと、基本的に○○シグネチャーとかってのが好きじゃなくて、人と違うものを欲しがるタイプなので、もし Kai が壊してなかったら違うカラーを買ってたかも…。
もう何度も個人輸入してるけど、大抵の場合が忘れたころに送られてきてたので「今回も1ヶ月は見ておくかー」なんて思ったら1週間未満で着くんだもんな、驚いたよ。