YAMAHA NS-10MMT Custom
– YAMAHA NS-10MMT リフィニッシュの記録 –
用意したもの
① YAMAHA NS-10MMT (ヤフオクで3000円くらい)
② 紙やすり (番号忘れた)
③ 耐水やすり (400,1000,1200,1500 各3枚くらい)
④ シリコンカラースプレー(白、クリアー)
⑤ サンディングシーラー
⑥ マスキングテープ
⑦ 新聞紙、折込チラシ
工程1:スピーカーの木目シートを剥がす
スピーカーユニットを外し、目立たなそうなテキトーな場所にカッターで切れ目を入れ素手で剥がす。
工程2:平面出し
木目シートのノリの跡やユズ肌を紙やすりで整形。(途中でメンドーになって「上から塗ってしまえ!」となり、結果、中途半端なところでやめたため写真なし)
工程3:マスキング
内部は外さずに塗るので、中に新聞紙やチラシを突っ込み、マスキングテープで穴に蓋をする。
工程4:サンディングシーラー
キャビがMDFなので、塗料の吸い込みを防ぐためサンディングシーラーで層を作る。平面出しがテキトーだったので2度(刷毛)塗り。
工程5:シーラー層の平面出し
紙やすりでシーラー層を整形 …のはずが、またもやメンドーになって天板のみしっかり磨く。(写真なし)
工程6:着色
薄く何度も塗り重ねる。1面につき6、7回くらい吹いたかな。
軽く研磨して同じようにクリアーを吹く。その後2週間くらい風通しのいい場所に放置。
工程7:研磨
マスキングしたまま放置してしまい、テープ跡が残ってしまったために、耐水やすりの400番でノリを落とす羽目に…。(たぶんこの作業のせいで隅のクリアー層が極端に消耗した。)
マスキングのノリを落とした後は耐水やすりの 1000 → 1200 → 1500 と研磨。さらにコンパウンドで仕上げ。
工程8:組み込み
組み込みの前にサビの出てたネジやパーツをピカールで研磨。(全作業でこれが一番精神的にキツかったかも。だってサランネットつけたら見えないとこだし…。)
完成後の教訓
ゆず肌が残った原因は一番最初の平面出しを怠ったせいなのと、塗装中のマスキングテープはそのつど剥がさないとノリ跡がのこるという事。ただ、サンダー等の機械を使うわけでもなく全て手作業なので、ある程度の妥協は仕方ないのかもしれない。一応、天板だけはかなりシッカリ研磨したので遠目に見ればピアノ塗装っぽく見えるはず。
木目シートを剥がしてカッティングシートを貼ったオンキョー製のスピーカーもあるんだけど、見た目は塗装のほうが圧倒的にいい。金額的には塗装の方が1000円くらい多くかかってるけど、時間と根気さえあるなら塗装をお勧めしたい。音はどうだろう、木目シートよりも遮音性が落ちそうだし少しは変わるかもしれないけど、今のところ変化はわからない。